不動産売却 2020.01.06
媒介契約の種類 どうすべき?・堺市の不動産売却
一般媒介or専任媒介
これからご所有の不動産を売却に出される売主様、
売却を任せる仲介業者を選定する際に
まず悩ましいのが、
取引形態(媒介契約の種類)をどうするか。
仲介業者に依頼して、一般のお客様へむけて
販売する際に、
一社に任せるか、複数の業者に任せるか
お客様で選択していただけます。
一社に任せるのが、専任(もしくは専属専任)媒介契約
複数の業者に任せるのが、一般媒介契約
結論から申し上げますと、圧倒的に
一社に任せる専任媒介契約を選ばれる事が殆どですし、
むしろその方が力を入れて活動していただけます。
(駄目な営業はなにしても駄目やけどな)
ある地域の現在販売中の一覧がこちら。
取引携帯の欄を見て下され。
ほぼ確で一社に任せる取引携帯となっております。
殆どの仲介業者が、
自社に任せてほしいと、専任を熱烈に希望するのですが、
最近チラホラと、売主様へ一般を勧める不届き者がいます。
表向きの理由はこちら。
1.一般の方が業者同士競いあってよいですよー
2.複数の業者の方がお客様の間口も広がり成約しやすいですよ
まず1。
あのー、、不動産ってそもそも競い合って売るもんではないからな。
つぎ2。一般ならお客様の間口??はぁ?もしもし??
今は一社(専任、専属専任)に任せた場合、
レインズ(業者が閲覧できる、販売中一覧。詳しくはレッツぐーぐる)に
登録義務がある為、間口が広がる所か、全国に情報が行き渡ります。
どこの業者でも取り扱えるってこと。
要は売主にとってメリットしかない。
と、こんな感じです。
さぁ、何故そこまで一般を勧めるかというと、
わたくし、そんなバカな営業の考えはいまいちわからないので、
あくまで推測になるのですが、
ほんとは専任で預かりたいけど、
他社に勝つ自信ねぇから一般で預かってお溢れでももらおうぜっ、、、的な。
この写真見てくだされ
この4つ。全て同じ物件
即ち、一般媒介契約4社ってこと。
その中でも、
手数料10万、、、、
要はこれね、とりあえず一般で預かって
レインズに載っけるだけ、載っけてあとは
自社でなんの活動もせず放置。
10万あげるから他社さんお客様紹介してぇー
ってな感じです。
当然に残りの3社は
(どうせ手数料払う業者にとられるから活動も本気でしなくなるよな)
と、気が付けば誰も活動しない干された売物件となる。
こいつらみたいなコジキ業者がチラホラいるので皆様ご注意。
だって考えてみて下さいよ。
この物件、仲介手数料40万ちょい。
その中から10万吐き出したら残30ちょいでっせ。
もはや広告活動にも経費を抑えないといけない始末。
こんなプロ意識のない業者なんかに、
到底良い取引なんてできませんよ。
やっぱりプロはプロらしく
高く売って仲介手数料ガッポリとな。
これでこそ、Win-Winの関係でしょ。
少々言葉も荒くなりますが、
わたくし仕事として家を売っています。
もちろん売主様のためにより高く、最高の取引を目指す。
ここは当たり前なのですが、
と同時により高い報酬を狙う。これがプロでしょ。
グダグダとホームページで綺麗事並べていないで
売主様の為に良い取引しましょうな。
では。
あ、もし売れ悩んでいる売主様いらっしゃいましたら
私に声かけて下さいね。